■プラセンタの流れ
プラセンタは、その利用法で原料が変わる場合が多いです。
注射、点滴には人間の胎盤が多く化粧品、サプリメントなどには、
主に豚の胎盤が原料になります。このように、現在の日本では
薬事法で定められているように、人間のプラセンタだけが、
医療用の注射液や点滴に用いることが許可されているからです。
今までの日本では、加賀の三大秘薬の一つとして、不老長寿
の薬「昆元丹」というプラセンタが有名ですね。
一方、中国では「不老長寿の薬、滋養強壮薬」として、
胎盤は古くから珍重されています。「紫河車」という名前で、
古い医学書にも紹介されていますが、これらは、ペーストや
軟膏薬とまぜて、多数の漢方薬に配合されているのです。
西洋の場合もその歴史は古く、クレオパトラやマリーアント
ワネットも、美容や若返りにプラセンタを使用したと伝えら
れています。
さらに、日本の場合、昭和20年代からは、プラセンタ治療と
しては、皮膚を切開して胎盤を埋め込むという「埋没法」が
開発されました。これは、旧ソ連や中国から伝わったもの
ですが、ありがたいのは保険適応となることで、肝機能障害
や更年期障害に限られて、使われたそうです。切開して胎盤
を埋め込むなんて、それほど効果が高かったのでしょう。
現在では、さらに科学的研究が進みましたので、プラセンタ
の効果が次々と解明されておりますし、その利用法も様々な
ものが開発されました。とくに、プラセンタ注射などの医薬
治療以外に、一般的にだれもが使えるサプリメントなどの
健康食品、化粧品が増えたことはありがたいことだと思います。